「15日(日本時間16日)、コンフェデレーションズカップがブラジルで開幕する。日本代表は開幕戦で地元ブラジル代表との対戦。現地時間16時キックオフのこの試合は、日本時間では翌日午前4時のキックオフとなる。
同じくブラジルで来年開催されるワールドカップ(W杯)も、時差は同じ。欧州での試合で慣れているファンも多いとはいえ、日本のサッカーファンにとってはまた眠れない日々が続くことになる。
サッカーファンは、時差のある試合を観戦しながらどのように睡眠と付き合っていくべきなのだろうか? 睡眠に関する研究所として名高いペンシルバニア大学ペン・スリープセンターのリチャード・シュワブ教授に話を聞いた。
―コンフェデレーションズカップの開幕戦は、日本時間では午前4時のキックオフになります。一般的に、ファンはこういう時間の試合を観戦するためにどうするべきでしょうか?
「徹夜の必要はありません。私なら普通の時間に寝るようにして、3時55分に起きてテレビをつけますね。試合が終わったらもう一度ベッドに戻って、あと少し睡眠時間を取り戻します。キックオフ時間が違ったとしても、基本的には、試合前に3時間かそれ以上寝られるならそうするべきです。そうでなければ起き続けていてもいいですね」
―飲食について注意することは?
「アルコールはダメです。飲むと眠くなることもありますが、アルコールは様々な点で睡眠を妨げます。友人たちと出かければ飲むことにはなるでしょうけど、夜中に試合を観たいならお勧めできません」
―子供が夜中の試合を観たいと言ったら親はどうするべきでしょうか?
「週末なら構わないと思います。また寝ればいいだけですから。次の日に学校があるのなら録画をお勧めしますね。睡眠不足は次の日の学業に影響します。W杯決勝でもない限り、学校で居眠りをすることになってまでサッカーの試合を見るべきだとは思いません」
―W杯決勝だったら?
「子供たちには試合前に少し寝て、試合後にはもう一度寝るように言うと思います。それでも次の日は大変かもしれませんが、たぶん皆同じなので。先生たちもね(笑) そういう大きなイベントは例外にしていいですが、予選や他の試合ではそこまでのことは必要ではないと思います」
―社会人の場合、睡眠不足の影響は?
「仕事の内容にもよりますが、特に注意する必要があるのは車の運転です。運転という退屈な作業はただでさえ眠気を誘いますし、集中力を欠いた状態では事故が起こりやすくなります。自転車通勤なら大丈夫ですね。よりアクティブな運動で、注意力を要するので、眠りに落ちてしまうことはまずないでしょう。また長期的には、睡眠不足が学習や記憶に影響する可能性もあります」
―試合翌日に仕事に行く時は?
「運転はせず、早く家に帰って早く寝るようにしたいですね。12時頃に寝て4時に起きるだけでは睡眠は不十分です。公共交通機関で通勤するならそこで寝て、オフィスに着いたらカフェインを採るのがいいですね。1日だけ、2時間程度睡眠が短くなったとしても大した問題ではありません。少し仮眠を取ったり、次の日に早く寝られればそれで大丈夫です。問題はその次の日、また次の日と試合が続く場合です」
―それでは、コンフェデレーションズカップやW杯のような長丁場の大会はどうすればいいでしょうか?
「睡眠不足を続けるのは、最終的には不可能になります。7時間睡眠を必要としている人が、週1回だけ6時間で起きたとしても問題はないですが、毎日のように3時間や4時間の睡眠しかできないようだとうまくいきません。どこかで一日ぐっすり眠って取り戻す必要がありますね」
すいません、今日もYahooニュースからの抜粋で、
Macshop店員のブログとさせてください。。。