以前、このブログにも取り上げたことが
あるドラクエのアプリですが、
Yahooニュースにてこんな記事が。
ちょっと長かったので、抜粋して転載します。
「(略)
この記事をご覧いただいている皆さまの中にも、いざゲームを始めてみて「あれ?」と違和感を覚えた方がいるはずです。実は筆者もその一人で、「おお ○○よ!」という王様からの無茶ぶりを懐かしく聞いた後、室内にある3つの宝箱を開けるだけで四苦八苦しました。その原因は、タッチパネルを用いた操作方法にあります。
iOS/Android向けドラクエは、画面左下に配置された仮想十字キーをタッチすることで、主人公の移動などを行います。しかし、この“1回のタップで半歩進む”というUIがなかなかの曲者で、なおかつハードウェアキーのように凹凸がないため押し損ねることもしばしば。もちろん、ある程度は慣れで克服できると思うのですが、これまでハードウェアキーでの操作に慣れ親しんできたプレイヤーはどうしても比較してしまいます。しかも新作ではなく既存作品ということもあり、慣れる前に諦めてしまうプレイヤーが続出したようです。
そもそも、十字キー自体が非常に優れた操作性を持っているのは皆さんご存じの通りです。任天堂が1982年に発売したゲーム&ウオッチ『ドンキーコング』で初めて採用され、ゲームブームの火付け役となったファミリーコンピュータへと継承。そして最新の次世代機まで、廃れることなく受け継がれています。
しかし、このUIをそのまま仮想化してタッチデバイスへ流用した場合、少々無理が出てきます。前述した“凹凸がないため押し損ねやすい”だけでなく、アクションやシューティングなどのジャンルでは“連打が難しい”のもボトルネックになります。
(中略)
もちろん、過去にヒットしたタイトルをタッチデバイス向けとしてリリースしてくれるのも、ゲーム好きには大変嬉しいことです。「昔はかなりやりこんだ」もしくは「有名だけど未プレイだった」など、名作はさまざまな喜びを与えてくれます。しかし、UIがタッチデバイスに最適化されていない状態でリリースした場合、今回のドラクエのように批判が出る原因となるわけです。どんな名作であっても、UIしだいでプレイヤーが減ってしまうという典型例といえるでしょう。」
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