タイトルに掲げたANAのCM、
みなさんも一度は目にしたことが
あるのではないでしょうか?
俳優の西島秀俊さんと
お笑い芸人のバカリズムさんが
英語で話しているCMです。
「あ~、あのCMのことか」と今の説明で
わかったのではないでしょうか?
一応、どんな内容かを説明すると、
西島さんからのハグをしようという誘いに
若干ひいてしまうバカリズムさんに、
西島さんが「日本人のイメージ変えちゃおうぜ」と言われ、
すると金髪のカツラと高い付け鼻をしたバカリズムさんが、
「もちろん」と答えるというものですね。
「最近、とんと見なくなったな、あのCM」と
思われた方も多いかもしれませんが、
それもそのはず、このCMは現在放送中止と
なっています。
理由は、バカリズムさんの金髪と高い付け鼻が
「人種差別的」と日本在住の外国人から
クレームがかなりついたからなんだそうです。
実は、外国人、特に白人の人にとって、
高い付け鼻はコンプレックスなんですね。
日本人には意外なのですが、
現在、ANAは新しいCMの制作に追われているそうです。
でも、世界を見渡せば、日本人がネタにされているCMは
あるものです。
たとえば、ノルウェーのある航空会社のCM。
Yahooニュースによると、その内容は
「日本人ビジネスマンが機内で配られたお菓子を
おしぼりと間違って顔を拭き、お菓子のクリームがべったり。
本当のおしぼりが配られると、苦笑いしながら
「お腹いっぱい」とジェスチャーし、遠慮する」
という内容。明らかに笑われキャラですが、
このCMはカンヌ国際広告祭で金賞を受賞しています。
また、フランスのある新聞のCMは、
「日本人にエッフェル塔の場所を聞かれたフランス人が、
わざと反対側の方向を教えてニヤリ。
パリっ子の“感じの悪さ”を逆手に取ったものだが、
このCMで日本人は、明らかにだまされやすいキャラだ。」
とYahooニュースで説明されています。
こんなCMを流されて、日本人はクレームをつけたでしょうか?
一切つけてないはずです。
なのに、日本がこのCMを作って文句を言われるのは、
ちょっと不公平感がぬぐえないのですが…。
とはいっても、笑い飛ばして済ませるか
怒ってしまうかは、見る人次第。
仕方のないことなのでしょうか。
Macshopスタッフのつぶやきでした!
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