『ドナドナ』という歌は
みなさんもご存知だと思います。
子牛が市場に売られていくのを
なんとも悲しい曲調で歌ってる
あの歌ですね。
さて、そんな『ドナドナ』ですが、
ちょっと疑問に思ったことは
ないでしょうか?
よくよく考えれば、あの「ドナドナ」
って何のことでしょう?
そして、子牛が市場に売られていく
ことを歌うわりには、曲調が
あまりにも悲しすぎるというか
暗すぎることはないですか?
どうしてあそこまで暗くないと
いけないんでしょう?
実は、『ドナドナ』という曲には
日本人にはほとんど知られていない
由来があります。
この『ドナドナ』という曲は
もともとはイディッシュ語で歌われていた
ものでして、イディッシュ語というのは
どこかの国の国語というのではなく、
主に東ヨーロッパに住むユダヤ人が
使用していた言語です。
そのイディッシュ語の『ドナドナ』では、
2番までは日本の『ドナドナ』と
ほぼ同じ内容のことが歌われてますが、
日本のには無い3番まで存在しているんですね。
その3番の歌詞に「もし翼があったなら
誰かの奴隷にならずにすむのに」という
内容の歌詞があるのですが、
ここでキーワードになるのが「奴隷」という単語。
つまり、これは古くから差別や迫害を
受けているユダヤ人を子牛に重ねて
歌っていた歌だったわけです。
だからあれだけ暗い歌だったわけです。
そして、「ドナドナ」という言葉ですが、
あくまで一説という域を出ないんですが、
やはりユダヤ人ということに関係があります。
ヘブライ語で「アドナイ」という単語があり、
これは「神」を意味しているんだそうです。
その単語がもとになっているというのが
考えられています。
つまり、「ドナドナドーナドーナ」と言っているのは、
「ああ神様神様」と何度も神様に
呼びかけをしている部分だったと
考えられています。
これは先日関西で放送された
『ビーバップ・ハイヒール』という番組で
言われていたことなんですが、
まさか『ドナドナ』がユダヤ人と関係していたなんて
夢にも思ってなかったです。
以上、
Macshopスタッフからの雑学情報でした!
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