さてさて、毎年毎年、節電節電と騒がれていましたが、
今年はどうなるでしょう?
yahooニュースには、ちょっと不安にさせるようなニュースが
ありますが…
「政府による夏の節電協力要請期間が全国(沖縄を除く)で7月1日からスタートする。2011年の東京電力福島第1原発事故後で初めて稼働原発がゼロの夏となり、事故前に原発比率の高かった関西電力や九州電力管内では電力の安定供給に最低限必要な水準しか確保できず、電力需給が逼迫(ひっぱく)する可能性もある。ただ、政府は、昼間の電力使用の一律削減を求める数値目標を昨年に続いて見送り、企業や家庭の自主的な節電で乗り切りたい考えだ。
節電要請期間は、9月30日まで(お盆の8月13~15日を除く)の平日午前9時~午後8時。政府は、無理のない範囲での節電努力を呼びかけている。政府による夏の節電要請は4年目だが、過去3年間は大きな混乱もなく、政府が原発再稼働の方針を打ち出す中、今年の動向が注目される。
政府が4月にまとめた今夏の電力需給見通しによると、8月の全国の最大電力需要は1億6666万キロワット。一方、最大供給力は1億7434万キロワットで、供給余力を示す「供給予備率」は4.6%となる。ただ、予備率は、東日本の電力3社が6.1%あるのに対し、西日本の電力6社は3.4%。電力の安定供給に最低限必要とされる予備率は3%だが、関電は1.8%、九電は1.3%にとどまり、周波数の異なる東日本から電力融通を受け、ぎりぎり3%を確保する。西日本の需給が厳しくなったのは、関電大飯原発3、4号機(福井県)が昨年9月に定期検査のため停止したほか、Jパワー(電源開発)の松浦火力発電所2号機(長崎県)が今年3月の作業事故によってフル稼働できなくなったためだ。
今夏は全国で供給力の8割を火力発電に依存する。だが、2割は運転開始から40年以上経過した老朽火力で故障するリスクを抱える。また、気象庁によると、今夏は太平洋高気圧の勢力が強くなり、8月の西日本の平均気温は平年より高くなる可能性がある。政府は節電期間中、エアコン温度を28度以上に設定するなどの努力を呼びかけている。
個別の電力会社で供給予備率が3%を下回る見通しとなった場合、他の電力会社からの電力融通や管内での節電要請を実施。政府も前日午後6時か当日午前8時半をめどに「電力需給逼迫警報」を出し、節電を促す。予備率が1%程度を下回る見通しとなった場合は計画停電が実施される。2時間前をめどに電力会社が公表する。政府の節電要請は11年夏から始まり、過去3年間の実際の供給予備率はほとんどが見通しを上回った。」
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