先週あたりから、テレビですんごく取り上げられている
号泣議員。
今週ぐらいになると、少しおさまってきた感じがしますが、
いや~、何なんでしょうね、あの人は。
最初に見たときは思わず吹き出しちゃいました。
尼崎に住んでいますから、
「兵庫県議会の議員が…」とニュースで
言われたときに「ん?」と思ったんですが、
あんないい歳をしたオッサンが
ワーワー大泣きしているところを見せられたら、
「なんやこれ。なんかの喜劇みたいやなあ」と
思っちゃいました。
世間の人も、やっぱり同じことを思ったのか、
その後かなりの話題となりました。
『アッコにおまかせ』の番組では、
和田アキ子さんが「めっちゃ笑った」と
言うなど、芸能界でも相当の注目を浴びたようです。
ただ、このニュースをよーく見たりとか、
詳しい内容を知っていくにつれ、
「これがオレの地元の県の議員なのか」と
恥ずかしくなる内容が次々に明らかに。
そもそもこの議員の人が記者会見をしなきゃいけなかった
理由が、不透明な出張費用を計上していたことでした。
城崎温泉や佐用町に相当な回数で出張。
地元の県民なら「なんで100回近くも
出張しているんだろう?」と思われてもしかたありません。
さらに、この議員の人は、切手代としても
かなりの金額を経費として報告していますし、
挙句の果てには、大雨で出張が困難だったであろう日にも
その日に運転を見合わせていた特急電車で
出張に行ってたことも明らかに。
なんだか2時間ドラマの刑事がしそうな推理を
されてしまったわけですが、それらすべてについて
具体的な説明はいっさいありません。
こんな議員が選ばれてしまって、
兵庫県民は恥ずかしさでいっぱいなのか、
県議会の事務局には抗議が殺到したとか。
でも、いくら有権者が選んだ議員とはいえ、
まさかこんな最上級なふざけたことをやるとは
誰が予測できたでしょうか?
地方議会の議員の選ぶシステムって
「有権者がもっとちゃんと見極めないと」
「選挙制度を変えないと」
ではすまないような気がしてしょうがないのですが…。
どうなんでしょうね?
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